kris-300x225

ダックス(4歳 ♀)クリス 避妊済

メール・オンラインセッション
 

私のクリスは、とても怖がりです。
家族に対しては、とても従順で甘えん坊で、本当に可愛い犬なのですが、一歩家 の外に出ると別犬になっていました。
知らない人や犬が怖くて、自分から攻撃して追い払う。そういう行動をとってしまう犬でした。
 
クリスは日本で上位に入るダックス専門犬舎で、数日違いで生まれた計11匹の子犬とそれぞれの母犬と共に9週まで育ちました。
離れのケネルではなく、ブリーダーの家の中で愛情いっぱいに育ってきた子です。
うちの子になっても全く問題なく、すくすくと育ってゆきました。
 
そんなクリスの問題に気づいたのは、5ヶ月から通い始めたドッグスクールの初日でした。
そこで私が目にしたのは、人も犬も極端に怖がって震えているクリスの姿でした。
きちんとしたブリーダーから迎えた子だから何の心配もない。そう信じ込んでいた私は、とてもショックでした。
スクールを変えたり、『犬の幼稚園』なるディケアにも通いましたが、クリスが大きく変わることはありませんでした。
さらに、大人になるにつれて怖がりがひどくなったようにも感じられました。
 
主人の海外赴任に伴って来たアメリカでもドッグスクールに通いましたが、残念なことに得るものはありませんでした。
アメリカで暮らすようになってから、ブログを通じて知り合ったお友達がきっかけとなって、ますみさんを知りました。
私はサンフランシスコ・ベイエリアに住んでいるのですが、息子たちの英検の為、ロサンゼルスに行くチャンスがあり、Redondo Beachのドッグパークで、初めてお会いすることが出来ました。
 
笑顔で迎えて下さったますみさんに、凄い勢いで吠え掛かるクリス。
当然、クリスはますみさんに叱られることになります。
いきなりクリスをひっくり返したますみさんを見て、大変驚きました。正直、怖かったです。
今まで、そんなことをするトレーナーさんは誰もいませんでしたし、私もクリスにそんな風にした事がありませんでしたから…。
それでも懲りずに犬や人に吠え掛かるクリスに、ますみさんの指導が入ったのは 言うまでもありません。
その後リードを渡されて歩いた時、私の後ろに黙ってついてくるクリスがとても不思議に見えました。
犬にも人にも吠え掛からないクリス。リードを引っ張らないで私についてくるクリス。まるで別の犬のようでした。
 
2回目のセッションは1ヵ月後。
同じように、息子たちの英検でロサンゼルスに行った時のことです。
同じドッグパークで、今度はパークの中に入りました。
パークで我を忘れるクリスに、ますみさんの指導が入ります。
そして、クリスに必要以上にじゃれ付く犬を払いながら、ますみさんは私に言いました。
「あなたが自分の犬を守らなくてどうするの!」
そうです、それまでの私は他力本願だったんです。本当に、目が覚める思いでした。
 
その後、ますみさんの提案もあって、私たちの一時帰国の間、クリスとプーを預かっていただく事になりました。
一時帰国を終えて、お迎えに行ったケネルでは、あれだけ家族以外の人間を怖がっていたクリスが、ますみさんに駆け寄り、膝に乗り、顔を舐め回していました。
沢山の犬の中でも全く平気な顔をしているクリスを見て、何と言っていいか分からない位、感激と感謝でいっぱいでした。
お預けしている間に頂いたメールで、「クリスは優等生だよ。」と聞いてはいたけれど、それは本当でした。
 
いつもの生活に戻ったクリスは、ますみさんと過ごしていた時のような優等生ではありません。
でも、全てのものが怖くていつもビクビクしていたクリスは、今はもういません。
リードを引っ張って、擦れた肉球から血を流し、絆創膏や包帯を巻いてお散歩していたクリスでもありません。
 
クリスが落ち着いたことによって、吠えるなど問題が起こってしまった先住犬のプーも、元に戻りました。
毎日お散歩も楽しく出来ますし、旅行にも問題なく連れて行かれます。
プーと仲良く並んで歩きます。楽しいことが、たくさん増えました。
 
クリスは変わりました。
そして、何よりも私が変わりました。
小さくて、甘ったれで、可愛いクリスを心のどこかで可哀相に思い、本気で叱るということが今までは出来ないでいたのです。
でも今は、きちんと「NO」と言うことが出来ます!
クリスは問題のある子だけれど、私にたくさんの出会いと学ぶ機会をくれました。
そして今私は、ますみさんをはじめ、同じ悩みを抱えるお友達と励ましあいながら、出会った沢山の方たちに支えられながら、犬との暮らしを楽しんでいます。
 
最後に・・・
沢山のプレゼントをくれたプーとクリスに感謝する毎日です。
プー、クリス、ありがとう。
ますみさん、ありがとう!