Before 1 歯磨き

 

Before 2 噛みつき

 

After 1 歯磨き

 

Mダックス(シニア ♀)ルビー

メール・オンラインセッション

私は「犬より飼い主の毒出しが必要~」とますみ様に太鼓判?を押された負のエネルギー満々の飼い主です(笑

この子が3歳頃より、人への噛み付きや食べ物、おもちゃへの執着が激しくなりました。
訓練所に通ったりドッグトレーナーに相談したりしましたが、その時だけの改善で終わりました。
特に深刻な問題は「人への噛み付き」で、私も母も噛まれて何度も病院へ行きました。
母は手を深く噛まれて肉がえぐれ、大量出血で救急車で搬送したこともあります。
Mダックスだから体は小型犬サイズです。
でも、うちの子は噛み付いて離れず頭を振ります。

嫌な事である歯みがき・シャンプー・散歩後の足ふき・爪切り・耳掃除などをしようとした時、他にも自分の好きな場所からどかそうとした時、顔の近くに手や物を持って行った時、本犬の意志に反して体に触った時などに「ガブッ」でした。
なので、噛まれないように細心の注意を払いながら世話をしてきました。

不思議なのはサロンではトリマーさんを噛んだ事は無く、獣医でも大人しく診察を受けます。
飼い主や家族がなめられている、という事には気付いていたのですが、どうしていいのか分からず、大事なところはトリマーさん獣医さん任せでした。

しかし、今年にになり重度の歯周病であることが判明、大変な状況だからと獣医に勧められ全身麻酔で15本抜歯しました。

歯みがきができないため、ここまで悪化させてしまったのです!
獣医からは「歯みがきができないなら毎年一回は全身麻酔でチェック、抜歯したほうが良い」と言われました。

私は「飼い主失格!」頭を殴られたような気持になりました・・・
何とか歯みがきができるようになって、この子の健康を守りたいと思い、何人かのドッグトレーナーに相談したところ「もうシニアなんだからしつけは難しい」とか「シニアなんだからゆったりのんびり過ごせればそれでいいんじゃない?」とか、遠回しに断られました。

悩みながらも手当たり次第に調べたところ、ますみ様のオンラインセッションにたどり着くことができました!
もうすぐ12歳というシニアでも受けて頂けて、とても嬉しかったです。
でも、正直言うと顔の見えないオンラインセッションなので、若干の不安はありました(すみません!)が、これが最後のチャンスと思い、スタートしました。

始めの頃「これからやることはしつけではない、生活の改善です」と言われて、まだよく意味が分かりませんでした。

毎回、私のヘタクソな動画と支離滅裂なメールに対して、「え?なんでこんな事までわかるの?」と側でみているのかと思うくらい、私のやりかたや考え方、気持ちの弱点を理解してくださり、的確に指導してくださいました。
トレーニング最初の頃、要領の悪い私は何度も噛まれ痛さと分厚い絆創膏で指が曲がらなくなるくらいでした。
この子にとって、今まで嫌な事は歯を使って噛んで回避してこれたのですから、今さら私が頑張っても効きません。
この(余計な)私の頑張りがお互いの緊張を更に生みました。

トレーニングが私と犬との戦いになりかけている、一瞬の緊張でも犬に伝わって犬は余計に警戒する、数日間休んで(私の)緊張をほぐすために遊んできなさい」とますみ様に言われたほどです。

トレーニングは戦いではなく楽しいもの、遊びが必要。
お互いの信頼を築いていくために続ける日課であると教えられました。

私は「犬と遊ぶ」という事がどのようなものなのかよく理解できておらず、私は融通がきかない、適当さが無い、まるで軍隊の訓練のようだと・・・(笑

途中、何度か「トレーニングがかわいそう・・・」と不安に思う時もあり、ますみ様に「罪悪感は持たない、この子の不安に同調しない、この子は私の弱さが私の弱点であることを知っている」と指摘され、この子の健康を守るという強い意志をもたなければ!と踏ん張ったものでした。

親の介護や家族のゴタゴタ続きで、いい加減気持ちが滅入った夜遅くに暗い重いメールを書いて送り・・・ますみ様にカウンセリングまでして頂きました(笑

そうしているうちに段々と変化が・・・散歩の引っ張りが無くなりました。
ご飯への要求吠え、来客への爆吠え、好きな場所への執着も無くなっていきました。
爪や耳や足裏も触らせてくれるようになり、歯も少しずつ触ることができるようになりました。
私への様々な主張が少なくなっていったのです。

今まで私はこの子を擬人化して人間目線で考え対応していました。
だから溺愛し、この子の主張を受け入れ続け、私の言う事を聞かないことが習慣化した生活でした。
でも、「犬がいう事を聞かない」ではなくて「犬が人の主張を理解できていない」のです。
飼い主で群れのリーダーである私の主張をこの子にきちんと理解させること、
それがコミュニケーションであると学びました。

でも、私が頑張りすぎて無理をして噛まれる事も途中何度かありましたが、
今では歯みがきはほぼ習慣になりました。
今までずっと噛まれ続けてきたこの子に勝ちました。
勝負ではないですが、この子は生まれて初めて飼い主である私に降参して「この人にはかなわないや」と思ったのですよ、とますみ様から言っていただき、涙ウルウルでした。

ますみ様からテクニックの指導を受けながら、自分の意識改革も大変でした。
融通がきかない私はけっこう疲れました。変な熱が出たくらいです(笑
でも、時に優しく時に厳しく(時に笑いも!)的確なアドバイスを頂けました。
犬を尊重するというのは、甘やかすのではない。
犬が何を望んでいるのか、犬の性格をちゃんと把握し落ち着かせるのが飼い主の仕事である。
犬は大事な家族だけど、犬を動物として客観的に見ること。
それができてこそ犬を公平に扱うことができる。
飼い主の意識を変えないと何も変わらない。
やっと分かってきたように思います。

終わってみて、始めの頃「しつけではない、生活の改善です」と言われた意味がよく理解できました。
うちの子、特に気にしてなかったのですが呼び戻しができるようになりました!
当たり前のことかもしれませんが、どこにいても、私の「来い!」で走り寄ってきます。
以前のような凶暴な興奮が無くなり、とても穏やかにシニアらしい毎日を過ごしています。
犬との生活が格段に楽しくストレスの無いものに改善されました!

泣きそうなくらい感謝しております。
D911 Top Dogの皆様のご活躍をお祈りして、これからも応援しております。
本当にありがとうございました。